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皆さん、麻雀についてどんなイメージをもっていますか?正直なところ、筆者はあまり健康的な印象がありません。ルールは多少知っていて、遊んだことはもちろんありますが、これから積極的に麻雀に向き合うことはないと思っていました。しかし、荒川区東尾久にオープンした麻雀教室の「M・academy(エム・アカデミー)」はそんなマイナスなイメージを払拭してくれて、教育的で未来志向的な場所だったのでレポートいたします。
エム・アカデミーの場所
まずはエム・アカデミーの場所を地図で確認してみましょう。
都電荒川線の熊野前停留場と宮ノ前停留場の中間点くらいの都電通り沿いです。ジョナサンの通りを挟んだ斜め向かいです。
店舗外観がこちら。
青いタイルの建物の1階部分です。営業中は立て看板が出ています。
エム・アカデミーの三原則
次に教室の三原則を紹介します。これを見ると今までの麻雀のイメージからかけ離れた場所であることがわかりますよ。
・飲まない
・吸わない
・賭けない
いわゆる雀荘で行われているような麻雀はここでは行われません。エム・アカデミーは麻雀「教室」なのです。子供からお年寄りまで、誰もが明るく楽しく学ぶことができる麻雀を目指しています。
エム・アカデミーの店内
それでは店内に入ってみましょう。教室内には2卓ありました。全自動の麻雀卓です。
入り口は全面ガラスになっていて、その反対側の奥にも窓ガラスがあります。昼間の教室内はとにかく明るいです。この明るさだけで健全な雰囲気になることでしょう。
卓も椅子も立派なものでした。全自動なのでプレイヤーの負担は少なく済みますね。また、通常の入り口には段差がありますが、車椅子の方のためのスロープも用意されています。車椅子のまま店内に入って、卓を囲むことができますよ。
また、ホワイトボードと大型ディスプレイがあるので、スタッフが初心者の方にもわかりやすく丁寧にレクチャーしてくれます。
手元で確認しながらプレイできるようなマニュアルも常備されています。
覚えるのがなかなか難しい点数の早見表もありました。
筆者は麻雀を覚えたての若い頃にこの計算を早々に諦めました(笑)
さらに、セルフサービスのドリンクもあります。
この日はアイスティー、緑茶、ホットコーヒーがありました。もちろんこれらは無料です。
教室であり、社交場であり
エム・アカデミーのメインターゲットは子供だそうです。小さな頃から麻雀に触れることによって思考力を身に着けてもらうのが目的とのことです。例えばこちら。
ここで5を捨てて3だけを待つよりも、2を捨てて3と6を待った方が確率が高いことでしょう。また、場に既に3が複数枚出ていることがわかったならば、3を待つ手を諦めて次の可能性を考えた方がいいです。これらをできるだけ早く決断して、最善の結果を求めていくことになります。
麻雀にはこのような構想力、推理力、分析力、実行力が必要であって、これらを子供の頃から麻雀で鍛えることによって論理的思考力を高めていくことができるのだそうですよ。
また、麻雀は長時間のプレイが必要となります。そのためには相手を敬うマナーやコミュニケーション能力も求められることでしょう。実は麻雀には教育的要素が多数含まれていたのですね。
筆者が訪問したのは平日の昼間で、まだ子供たちの学校の授業がある時間帯です。そのタイミングでは地域のお年寄りが集まってくるそうです。実際、この日は3名の方が来ていました。スッタフの方が1人加わって、4人で卓を囲んでいました。
休憩時間に食事をしたりして、和気あいあいとした雰囲気でしたよ。このように、お年寄りの方の社交の場にもなっているとも感じました。
もし、一人しか集まらなかったとしても、スタッフの方がマンツーマンでレッスンをすることもできるとのことです。
レッスンプラン
気になるレッスンプランの料金はこちら。
雀荘のように麻雀を打つのが目的ではなく、あくまでレッスンです。料金の詳細は教室にお問い合わせください。
なお、上述の3原則と重なる厳格な5つの禁止事項が教室内に掲示されています。
・喫煙
・飲酒
・賭け
・暴力行為
・差別行為
これらの行為をする方には、度重なる注意によっても改善がないと判断した場合は責任者判断によって退店、退会を申し付けるそうです。教室は明るく楽しく学ぶ場であることが宣言されています。
M・academy(エム・アカデミー)
営業時間:9:00-18:00
定休日:月・祝(日曜日は不定休)
住所:東京都荒川区東尾久5-39-14 1階
電話:03-6807-9468
→Instagram
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