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既報の通り、2022年3月31日（木）をもって荒川区コミュニティバスの「町屋さくら」が廃止となります。
→コミュニティバスの「町屋さくら」が2022年3月31日をもって廃止 | 荒川区のはなし
実は筆者は町屋さくらには乗ったことがありませんでしたので、先日廃止前に乗り通してきました。
町屋さくらの運行ルート
まずは町屋さくらはどこからどこまでの路線なのか確認してみましょう。こちらの路線図を御覧ください。
緑及び黄緑の路線です。平日は子ども家庭支援センターから尾久橋（熊野前駅）、土休日は新三河島駅から尾久橋（熊野前駅）を結びます。土休日のみ子ども家庭支援センターから新三河島までの間が運行されています。
今回筆者が乗車したのは平日だったので、子ども家庭支援センターから尾久橋（熊野前駅）までの間でした。
子ども家庭支援センターから乗車
スタート地点は子ども家庭支援センター停留所です。
新三河島駅と町屋駅の中間点くらいの京成線の線路沿いです。時刻表を御覧ください。
平日と土休日とも全く同じですね。1時間に1本か2本です。今回は平日の12:54発のバスに乗ることにします。
12:50くらいにバスがやって来ました。
車体にあら坊とあらみぃが描かれていますね。
乗車料金は大人160円、小児（小学生以下）80円です。ただし、Suica、PASMOのIC利用の場合は大人157円、小児79円となります。
バスに乗り込んでみると、始発からは筆者一人のみでした。
最終的に筆者を含めて6人の乗客がありました。平日のお昼過ぎという時間帯だったので少なめだったのでしょう。
町屋さくらの車窓から
12:54、定刻通り子ども家庭支援センターを出発しました。しばらく京成線の線路に沿って藍染川通りを進んでいきます。
京成の町屋駅の横を通ります。
この後すぐに都電の線路を渡ります。
ここで都電が見られると思ったのですが、残念ながらタイミングが合いませんでした。
荒川自然公園入口停留所を過ぎると藍染川通りにお別れして、京成のガードをくぐって左折します。しばらく工場やマンションなどがあるエリアを進んでいき、荒木田東停留所で左折します。
しばらく進むと尾竹橋通りの荒木田交差点です。
ここで右折して尾竹橋通りに入ります。その後隅田川の手前で左折して都営住宅がある方向に進んでいきます。ここをまっすぐ進んでいくと尾久の原公園の北側ですね。
進行方向左手に公園があります。春になったら枝垂れ桜がきれいに咲くことでしょう。右手には隅田川も見えます。
この後はADEKAのところで左折して、次に旭電化通りを右折。そして熊野前の陸橋の下を通ります。
ここで右折すると終点の尾久橋（熊野前駅）停留所です。
子ども家庭支援センターから約16分という短い乗車時間でした。これで乗り通しは終了となるのですが、この日は平日ということで新三河島駅と子ども家庭支援センター間は未乗となっています。なので、正確には完全に乗り通しとは言えませんね。宿題となりました。
まとめ
実際に乗ってみた感想としては、都営バスや鉄道がないエリアを巡っていることがよくわかりました。特に町屋駅から離れたところに住んでいて、町屋駅を利用したい方にとっては便利な路線でしょう。しかし、残念ながら利用者が少なく、採算性がないことから廃止となります。今後は荒川区によって代替の交通機関も検討されてはいるようですが、まだ未定となっています。とりあえずはこの町屋さくらは2022年3月31日（木）で廃止となりますので、気になる方は早めに乗車しておいてください。
なお、南千住と町屋を結ぶ「さくら」、汐入エリアの「汐入さくら」は継続して運行されます。廃止となるのは「町屋さくら」のみです。
→荒川区コミュニティバス「さくら」／荒川区公式サイト
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