満光寺から隅田川に流れていた江川堀跡の散策完全ガイド #地域ブログ #荒川区のはなし #荒川区

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かつて荒川区の東尾久の満光寺あたりから隅田川へ流れ注いでいた江川堀という水路がありました。昭和30年台に暗渠となったようで、現在は水路としての姿はもうありません。しかし、どこに江川堀が流れていて、そして現在はどんな様子なのかとても気になります。というわけで、そんな江川堀跡を歩いてきましたのでレポートします。

高度成長期(約60年前)の地図で江川堀を確認

古い地図で江川堀がどこを流れていたのか確認してみましょう。これからお見せする3枚は全てスマートフォンアプリの東京時層地図からの引用です。

水路は満光寺あたりから始まります。

江川堀

旭電化通りに向かって北へ進路をとっているのがわかるかと思います。旭電化通りを越えると東に進路をとり、蛇行しながら流れています。

江川堀

尾竹橋通りを越えると南東の方向に流れて隅田川に達します。

江川堀

だいたいのイメージは掴めたでしょうか。それではこの流れに沿って歩いてみることにしましょう。

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満光寺から旭電化通り

スタート地点は満光寺です。

荒川区 江川堀跡を歩く

特に江川堀に関する案内板があるわけではありませんので、ここがスタート地点と信じて歩きはじめましょう。目の前の疎開道路を渡ります。

荒川区 江川堀跡を歩く

この道をまっすぐ進んで、最初の角を左に曲がります。

荒川区 江川堀跡を歩く

疎開道路ではなくこちらが水路跡です。そのまま都電通りに出て、線路の向こうにあるスナック水たまりの右側の道に入ります。

荒川区 江川堀跡を歩く

かつてはここに橋があったはずですね。スナックの横の道に入ったら最初の角を左に曲がります。

荒川区 江川堀跡を歩く

まっすぐではなく左です。ここで尾久の原公園へと通じる尾久の原防災通りに出ます。

荒川区 江川堀跡を歩く

ここからしばらく公園方面、つまり隅田川方面に向かって北上します。すると右斜めに入る細い道が出てきます。

荒川区 江川堀跡を歩く

ここは右斜めの方に入ります。この道の右側は段差が高くなっています。

荒川区 江川堀跡を歩く

何となく川の名残のような気がしませんかね。

荒川区 江川堀跡を歩く

道なりに進むとまた尾久の原防災通りに出ます。

荒川区 江川堀跡を歩く

右に曲がって通りに沿って歩きましょう。

荒川区 江川堀跡を歩く

しばらく歩くと上智クリニックとさくら薬局の間に斜めに入る道があります。

荒川区 江川堀跡を歩く

これが江川堀跡です。ものすごく変なスペースですよね、ここ。

荒川区 江川堀跡を歩く

正面は上智クリニックの建物なので、防災通りでちょっと迂回します。さくら薬局を超えたらすぐに右の路地に入ってしばらくすると左手に細い路地があります。

荒川区 江川堀跡を歩く

いかにも暗渠ですよね。ずんずん進みましょう。ちょっと歩いてから振り返ってみました。

荒川区 江川堀跡を歩く

正面が上智クリニックです。このやや蛇行した感じが上流部分の川らしさが出ています。このまま路地を進むとこのような三叉路に出ます。

荒川区 江川堀跡を歩く

ここは右側の細い路地に入りましょう。

荒川区 江川堀跡を歩く

荒川区 江川堀跡を歩く

ここらへんはカーブや蛇行が多くなります。今歩いている道を現在の地図で見てましょう。

南西から北東に向かっての斜めの道がありますよね。ここです。現在の地図でも川の跡だということが推測しやすいですね。

この路地は本当にいい雰囲気です。

荒川区 江川堀跡を歩く

かつて川があった生活が何となく想像できそうですね。

しばらくすると二股に分かれる路地があります。

荒川区 江川堀跡を歩く

ここは左に進んでください。すると旭電化通りに出ます。

荒川区 江川堀跡を歩く

ここにも大きめの橋があったはずですね。

旭電化通りから尾竹橋通り

旭電化通りの向こう側に神田文具店があり、その右手に細い路地があります。

荒川区 江川堀跡を歩く

この道が江川堀です。

荒川区 江川堀跡を歩く

まだまだ川幅が狭いようですね。微妙な蛇行も続きます。

荒川区 江川堀跡を歩く

お蕎麦屋さんの左手の路地を進みます。

荒川区 江川堀跡を歩く

路地を進んでいくと一本の木がありました。

荒川区 江川堀跡を歩く

60年前もここにあった木ではなさそうですね。

この路地を抜けるとポーンと広い道路に出ます。

荒川区 江川堀跡を歩く

これまでは細い道が続いて暗渠だとわかりやすかったですが、ここからちょっとわかりにくいです。ここは道なりに左に進んでください。

荒川区 江川堀跡を歩く

道幅はあるけど蛇行していますよね。実は古い地図を見てみると、このあたりで川幅が広くなっているのですよ。何となく川に見えないこともないですよね。

荒川区 江川堀跡を歩く

すると目の前に江川堀プロムナードなるものが出てきます。

荒川区 江川堀跡を歩く

江川堀跡が遊歩道っぽいものになっている場所です。

荒川区 江川堀跡を歩く

とは言うものの、やっぱり案内板はないのでなぜ「江川堀」なのかは広く知らしめることはできなさそうです。ベンチがあったりしていい散歩道ではあるのですけどね。

荒川区 江川堀跡を歩く

あっという間に江川堀プロムナードは終わってしまいます。

荒川区 江川堀跡を歩く

ここから先も広い道ではありますが、カーブの具合がまさに川そのものです。

荒川区 江川堀跡を歩く

高低差もあるので、川だったということがすごくよくわかります。

荒川区 江川堀跡を歩く

荒川区 江川堀跡を歩く

荒川区 江川堀跡を歩く

いよいよ尾竹橋通りに出ました。

尾竹橋通りから隅田川

ここで江川堀を渡る橋になるわけです。ここまでははっきりとした川の遺構はなかったけど、まさにここに明確な川跡を示すものがあるのですよ。それが橋の親柱です。ちゃんと4本とも残っているのですよ。まずは上流側の2本から見てみましょう。この2本です。

荒川区 江川堀跡を歩く

向こう側の道が今まで歩いてきたところです。向かって左側の親柱を見てみましょう。

荒川区 江川堀跡を歩く

昭和6年12月に架けられたことがわかります。次は右側の親柱です。

荒川区 江川堀跡を歩く

ん?読めない。。。でも、道の反対側の親柱には漢字表記があるのでご安心ください。この2本です。

荒川区 江川堀跡を歩く

まずは右側から。

荒川区 江川堀跡を歩く

「荒木田新」まで見えますね。おそらくその下には「橋」が隠れているのでしょう。つまり、先程読めなかったひらがなの崩し字は「荒木田新橋」だったわけです。よかった、秘密が解けました。もう一方の左側の親柱には落成年が書かれていました。

荒川区 江川堀跡を歩く

この荒木田新橋の場所は居酒屋尾竹橋があるところになります。

それでは道を進んでいきましょう。尾竹橋通りを越えると川っぽさはなくなります。

荒川区 江川堀跡を歩く

微妙なカーブが川らしさがあるようなないようなという感じですかね。

荒川区 江川堀跡を歩く

左手に町屋七丁目児童遊園があります。

荒川区 江川堀跡を歩く

いよいよゴール地点が目前に迫ってきました。

荒川区 江川堀跡を歩く

尾竹橋公園スカイハイツというマンションを越えたら隅田川となります。

荒川区 江川堀跡を歩く

ここで江川堀が隅田川に流れ注いでいたわけですね。

これは江川堀の遺構ですかね?

荒川区 江川堀跡を歩く

何とも判断がつきかねます。

荒川区 江川堀跡を歩く

ここだけでっぱりがある意味がわからないので、きっと遺構だとうことにしておきましょうかね。

まとめ

かつての江川堀があった道をのんびり撮影しながら歩いてみました。約45分の道のりでした。最後にルートを確認してみましょう。

細かい部分は拡大して御覧ください。今回掲載した写真とこの地図さえあれば江川堀跡を完全攻略することができますよ。ぜひ暗渠散策をお楽しみください。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。荒川区に生まれ育ちました。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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