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急須からコーヒーを淹れて飲んだことがありますか?この新しい体験が谷中、根津、千駄木のいわゆる谷根千エリアの入り口にあるカフェの百舌珈琲店で体験することができます。東京を代表する観光地になった谷根千でコーヒーと和のコラボレーションは新たな名物になるかもしれませんよ。
百舌珈琲店の場所
百舌珈琲店は東京都荒川区西日暮里3丁目にあります。と言われても、ピンとくる方は少ないかもしれません。谷根千散策をする際に谷中銀座商店街の入り口にある夕やけだんだんという階段はきっと誰もが歩くことでしょう。そこから一本すぐ隣りにある七面坂の下に百舌珈琲店はあります。
夕やけだんだんはたくさんの人が歩きますが、そこから10mも離れていない七面坂は結構スルーしている人が多い気がします。店舗を正面から見てみましょう。
かつて蔵で用いられていたという重厚な木製の扉が出迎えてくれます。地図でも場所を確認してみましょう。
日暮里駅、西日暮里駅、千駄木駅が徒歩圏内にあります。
百舌珈琲店の店内
それでは店内に入ってみましょう。
木材の優しい色合いと明るめの壁でとても落ち着いた空間に仕上がっています。小さめのテーブルが5つあって、10人入ったら満席になってしまうくらいです。
長椅子の下にはコンセントがあります。
電源使用OKですので、スマートフォンなどの充電に使うことができますよ。また、店内にはフリーWi-Fiもあります。SSIDとパスワードはレジのところに掲示されていますので確認してください。
百舌珈琲店のメニュー
メニューを見てみましょう。ドリンクとパイが充実しています。
まずはドリンクから。
・コーヒー 500円
ブレンド
パプアニューギニア
エチオピア
グアテマラ
デカフェブレンド
・カフェオレ 600円
・紅茶 500円
カモミール(カフェインレス)
セイロン
・水出しアイスコーヒー 500円
・水出しアイスティー 500円
・アイスカフェオレ 600円
フードは次のものです。
・パイ 400円~
・コーヒー羊羹 500円
・パイクッキー 300円
コーヒー豆の販売も行っています。
・各種 100g 800円
日替わりメニューであるパイには相当なこだわりがあるそうです。岩手県産の南部小麦を用いて作った自家製パイ生地が自慢です。しかもコーヒーとの相性が合うものを作っているのだそうです。この日は次の3つのパイが用意されていました。
・和風ミートパイやまごみそ仕立て 500円
・阿波和三盆アップルパイ 400円
・自家製あんこのパイ 400円
「珈琲店」でありますのでコーヒーがメインであるのですが、このパイが大人気だそうで、すぐに売り切れてしまいます。
見かけたら即注文がいいかもしれませんよ。ちなみに、支払いは現金のみです。クレジットカードや〇〇ペイは使用できません。
※メニューと値段は2020年3月16日現在のものです。
急須でコーヒーを飲んでみた
今回はコーヒーをいただくことにしました。百舌珈琲店には5つの種類が用意されています。バランスのいいブレンド、ミルクチョコレートのような味わいのパプアニューギニア、ダークチョコレートではあるけれども意外と爽やかなグアテマラ、酸味があるエチオピア、そしてデカフェブレンドです。子連れで訪れるママにはもちろんでカフェブレンドが人気です。僕はパプアニューギニアを飲んでみることにしました。
気になったのはカウンターに並んでいたこの急須です。
メニューには日本茶はないのに、なぜか急須が並んでいます。これこそが百舌珈琲店の最大の特徴なのですよ。実は急須でコーヒーを淹れるのです。急須を用いることでフレンチプレスのようにコーヒー豆を圧迫せずに、まろやかな仕上がりになります。実は日本では江戸時代の長崎の出島や青森県の弘前藩で急須でコーヒーを淹れていた記録があるそうです。そんな江戸時代の手法が令和の時代の谷根千に再登場したのです。
そんなお話をお店の方から聞いたらワクワクせざるを得ません。ドキドキしながらしばらく待って、出てきたのがこのセットです。
急須、カップ、砂時計の3点です。
しかし、すぐにコーヒーを注いではいけません。砂時計の砂が落ちきるまで蒸らします。
砂が落ちるのを待つ間にカップにも注目しましょう。百舌珈琲店では長崎県の白山陶器を使っているそうです。元々波佐見という町で作られていた波佐見焼きとう陶器を現代風にアレンジしたものが白山陶器なのだそうです。美しい白が印象的でしたね。カップを手にとってみるとほんのり温かいのです。コーヒーを淹れるために最初に温めておくという細やかな気遣いが感じられました。
さあ、砂が落ちきりましたので急須からコーヒーを淹れてみましょう。
日本茶や台湾茶を飲む時には毎回やる動作ですが、コーヒーのためにはもちろん初めての体験です。必然的にテンションが上ります。さてさて、コーヒーをカップに注ぎました。
ここでもすぐには飲めません。急須で淹れる際の特徴として、コーヒー豆のカスがそこそこカップに入ってしまします。そこで豆が沈殿するまでしばらく待ちます。待っている間に急須の中を見てみましょう。
待つ理由がよくわかります。
ようやくコーヒーを飲むことができる時間になりました。いただきます。
あぁ、このフルーティーな味わいがたまりません。そして口の中に広がる柔らかな感覚。これこそが急須で淹れるコーヒーの真骨頂なのでしょう。うん、これは癖になる。今回はパプアニューギニアにしてみましたが、他の味もぜひ試してみたいですね。
ちなみに、急須にはカップ2杯分のコーヒーが入っていますので、注ぐ体験は2度楽しめます。あ、カップに入ったコーヒーは飲み干さないほうがいいですよ。沈殿物はそのまま残すのが吉です。
300円のモーニングコーヒー
先ほど紹介したメニューとは別に、8:30から10:00までの時間限定でモーニングコーヒーが販売されています。通常は1杯ずつ時間をかけて淹れるのですが、急いでいる方向けにちゃちゃっと淹れることができるのがこのモーニングコーヒーです。前日から仕込んだ水出しアイスコーヒーをこの装置でネルドリップします。
ちょっとだけ試飲させていただきました。
急須で淹れるコーヒーとはまた違う味わいです。最近では手軽に100円でコーヒーが飲めるところがたくさんありますが、それらとは全く異なるのがコーヒーの素人である僕にもわかります。お値段は300円。朝からちょっと贅沢な気分に浸れること間違いなしですよ。
まとめ
谷根千エリアの入り口にオープンした百舌珈琲店では急須でコーヒーを淹れる体験をすることができます。日本人でもワクワクするのですから、外国人観光客にもきっとうけるのではないかと感じました。体験が楽しいのはもちろんのこと、コーヒーに関する新たな知識も得ることができます。谷根千散策の際にぜひとも立ち寄っていただきたいカフェですね。
コーヒーをテイクアウトして谷根千散歩をするのも楽しいですよ。
→谷根千エリアの入り口にある百舌珈琲店でアイスコーヒーをテイクアウトして、谷中から日暮里駅までのぶらぶら散歩 | 荒川区のはなし
百舌珈琲店
8:00-18:00
定休日 月
東京都荒川区西日暮里3-14-7
→百舌珈琲店(Instagram)
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