OGP薬局荒川店の薬剤師さんが新型コロナウイルス感染症対策として実践している手洗いと健康管理

2020年3月28日(土)、29日(日)に新型コロナウイルス感染症拡大防止のために東京都から外出自粛の要請が出ました。感染者が増えている昨今、どのように感染を防止したらいいのでしょうか。東京都荒川区荒川5丁目にあるOGP薬局荒川店で薬剤師さんが実践している対策について取材してきましたのでレポートします。

OGP薬局荒川店の場所

OGP薬局荒川店は荒川5丁目の尾竹橋通り沿いにあるビル内にあります。ただ、ちょっとわかりにくい場所があるのですよ。宮地の交差点から尾竹橋通りを町屋駅方面に少し行ったところにあるこのビルです。

左から2番目のとかの医院が入っているビルです。その1階を一番奥まで入って下さい。

そこにOGP薬局荒川店があります。

地図でも確認してみましょう。

薬剤師さんが実践している新型コロナウイルス対策2箇条

OGP薬局町屋店では次のような案内板を出しています。

ここには薬剤師さんが実践している新型コロナウイルス感染症対策が2点挙げられています。

1.手洗い
2.健康管理

もちろんこれをやっていれば100%安全というわけではないですが、感染予防の確率を高めることはできます。次に具体的にこの2点について詳しく見ていきます。

1.手洗い

おそらく大部分の人が帰宅したら手を洗っていることだと思います。しかし、正しいやり方をしていないと、その効果は半減してしまいます。

まずは手にハンドソープをつけてもみ洗いをします。きっとこれは誰もがやることでしょう。でもここで終わりにしてはいけません。もっと細かい部分までしっかりと洗いましょう。

全体的にもみ洗いをした後は指の股の部分を洗います。まずは右手で左手の甲側から洗います。

次は手のひら側からです。

これを左右両方の手で行いましょう。

次に両手の親指包み込むようにしてその付け根を洗います。

次は両手首もしっかり洗いましょう。

ここはつい忘れがちですね。

最後は指先です。手のひらに指先をこすりつけるように洗います。

洗い終わったらハンドソープの泡を水で流して、清潔なタオルまたはペーパータオルでしっかり拭き取ります。

ここで終了でもいいのですが、手についた水分がなくなった状態でアルコール消毒をするとさらに効果的だそうです。アルコール消毒をするタイミングは手洗い後がベストです。

なお、OGP薬局町屋店では正しい手洗いのやり方をレクチャーしてもらえます。店内の手洗い場で実際に見本も見せてもらえますよ。ぜひ自己流の手洗いから正しい手洗いにステップアップしてください。

2.健康管理

体調不良の状態はウイルスに体の中に入ってくる隙を与えてしまいます。そこで、次のポイントに気をつけて自分の健康を管理しましょう。

・十分な睡眠

重要なのは規則正しい生活です。寝る時間、起きる時間を決めて、それをしっかり守りましょう。つい夜ふかししていつもより寝るのが遅くなってしまうなんてこともあるでしょうが、1時間睡眠時間が短くなるだけでも体調には大きな影響があります。

・バランスの良い食事

1日3食しっかり食べましょう。これを食べた方がいいというのはありませんが、栄養バランスがよい食事が大切です。自炊する時間や余裕がないならば、コンビニ弁当でもいいそうですよ。もちろん食材の偏りには気をつけてくださいね。

・ストレス解消

不要不急の外出自粛であっても、ちょっと家の近所を散歩するというのはOKだそうです。ずっと家の中にいるのはストレスがたまる要因になってしまいます。電車に乗って大きな公園に行くというのはなしですが、家の近くを歩いてきれいな花を見るだけでも気持ちに余裕が出ると思います。その際は人混みに近づかない、他者と話をする時にはその距離に気をつける必要があります。

・ボディメンテ

OGP薬局が健康管理においてお勧めしているのがこちらの商品です。

乳酸菌B240という乳酸菌を配合した機能性ドリンクです。体の中に入ってくる悪いものをバリアするというイメージです。 体の中に入ってきた悪いものを退治するイメージのR-1と組み合わせるのがお勧めだそうです。

東京都医師会が発表している新型コロナウイルス感染症対策

OGP薬局町屋店では東京都医師会が都民に向けてお知らせしている新型コロナウイルス感染症対策のチラシも配布しています。予防策として次の8つが挙げられています。

1.気づいたら石けんで手洗い
2.せきやくしゃみが出るならマスク
3.症状が軽いなら自宅で休養
4.病院いくなら事前に電話
5.人混みにはなるべくいかない
6.重症化しないようタバコはやめる
7.部屋の換気を十分に
8.食事と休養、体調管理を万全に

さらに、新型コロナウイルス感染症にかかっているのではと心配になったときのフローチャート紹介されています。

ここで重要なのは先程の対策の4にもあった通り、いきなり病院には行かないことです。一般の病院ではPCR検査を受けることはできません。もし陽性だったなら、その病院の関係者及び受診しに来ていた人が濃厚接触者になる可能性があります。そうなるとその病院の機能が停止してしまいます。病院に行く前に必ず電話で相談をしてください。

・かかりつけ医
・新型コロナコールセンター 0570-550571(9:00-21:00)

症状(せきやくしゃみ、37.5度以上の発熱)があって、発症前の2週間に「新型コロナウイルス感染者と濃厚接触をした」「流行地域に渡航・居住歴のある本人または濃厚接触した方」の場合はこちらです。

・新型コロナ受診相談窓口
日中：最寄りの保健所の相談センター
→東京都福祉保健局
荒川区の場合は、03-3802-4244

平日17:00-翌9:00及び土日祝日の終日
03-5320-4592

まとめ

テレビを見ていると新型コロナウイルス感染症がとても恐ろしいものに見えてくることでそう。でも自分でできることはちゃんとあります。まずは正しい手洗い、そして健康管理です。今回薬剤師さんにお話を聞いてみて、ウイルスとの戦い方への道筋が見えた気がします。日々怖い情報が入ってくることもあるでしょうが、まずは自分の身を守るようにしてください。または、自分が無症状で感染しているという可能性もありますので、他者に移さない行動も必要になってくるでしょうね。まだまだ収束までの道のりは長いでしょうが、諦めずにみんなで協力したいと思います。

OGP薬局町屋店では薬や病気についての相談を随時受け付けています。まずはふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

OGP薬局町屋店
月～金 9:00-18:30
土日　 9:00-12:30
東京都荒川区荒川5-11-18
03-5604-9995

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