普段足元を見ながら歩かないのでなかなかマンホールの蓋には目がいきません。でも荒川区西尾久に行く際はぜひ見ていただきたいものがあります。それがこちら。

しかし、これを見ただけでは何が特別なものなのかはきっとわからないかと思います。僕自身も普通だったらスルーしていたことでしょう。でもちゃんとすぐ横に案内板があったおかけでこのマンホールの蓋の特殊性がわかりました。

案内板はこちら。

次のような記述があります。
「尾久 ヲク
この付近は、昭和2年から7年にかけて下水道が整備されました。(北豊島郡尾久町下水道、昭和7年以降は荒川区尾久町)こおマンホールの蓋は、この時作られたもので、ヲが9ケで「ヲク」と読ませたユーモアの中に、当時沢山あった水路が下水道として、次々と埋められていった状況がしのばれます。」
先程のマンホールの蓋の写真をもう一度よく見てみましょう。

中心部に「ヲ」が9つ並んでいるのがわかるかと思います。これ、「ヲ」ですよ。言われなければカタカナのヲだなんて考えもしませんよね。今から100年近く前にこのようなデザインを作り上げていただなんて、当時の人の素敵なセンスに驚かされました。ちなみに、現在の東京都のマンホールの蓋もすぐ隣りにあるので比較しやすいですよ。

このマンホールの蓋がある場所は西尾久2丁目にある八幡児童遊園のすぐ脇です。公園の場所はこちら。
東京さくらトラム(都電荒川線)の宮ノ前停留場からすぐのところです。ぜひこの珍しいマンホールの蓋を見に行ってみてくださいね。
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