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2018年8月25日(土)にtalk Arakawa vol.2が開催されました。talk Arakawaとは次のようなコンセプトのイベントです。
“talk ARAKAWA”は、荒川区で活動する魅力的な人たちと、荒川区に愛着を持って暮らしたい、何かしたい、と考える人たちが繋がるプラットフォームになる事を目指しています。
荒川区のはなしも荒川区で活動していますので、喜んで参加してきました。イベントは2部構成で、第1部はショートスピーチです。田端のwebマガジンTABATIME(タバタイム)編集長である櫻井寛己さん、コミュニティ銭湯 梅の湯 三代目の栗田尚史さん、株式会社le style h(ル・スティル・アッシュ)代表取締役の浅見和宏さんが登壇しました。第2部は交流会です。登壇者と参加者でざっくばらんな話がはずみました。荒川区で活動する人にとってとても有意義な内容でしたので簡単にレポートします。
会場は町屋のROOM810
本イベントの会場は町屋駅から隅田川方面に尾竹橋通りを5分程歩いたところにあるROOM810です。
→株式会社ROOM810 | EVERYDAYFRIDAY | 建築・内装・グラフィックデザイン・メディア・企画など各分野のプロが集って起ち上げたブランディングを行う企業です。
屋上のノロイ様がシンボルとなっています。
その3階にTOKYO L.O.C.A.L LOUNGEというイベントスペースがあります。ミラーボールが天井にぶら下がり、ゆったりとしたソファがあるおしゃれな内装で、町屋にこんな素敵なスペースがあるとは知りませんでしたね。
栗田尚史さんによるショートスピーチ
最初のスピーカーは栗田さんです。
栗田さんは銭湯の梅の湯のオーナーです。創業は昭和26年ということで、60年以上西尾久の地で営業をしています。印刷会社で4年間の勤務の後に銭湯を継いで三代目となりました。
→コミュニティ銭湯 梅の湯
今回は銭湯のみでなく、荒川区内でどんな取り組みをしているのか、そしてこれからどんなことをしていきたいのかお話しされました。
・梅の湯ではイベントをガンガン実施
梅の湯ではイベントも2ヶ月に1回くらい導入して集客アップをしています。例えばバンペイユ。全国約10軒程で同時に行ったそうです。2月に実施して、また来年もやるそうですよ。
お風呂と健康についてのイベントでは、入浴前後での血圧測定をして、その変化を調べて健康について知ろうという趣旨です。
梅の湯は商店街にありまして、近所の天ぷら屋さんとのコラボによる流しそうめん大会。
このようにして、既存の銭湯の役割以外の取り組みもどんどん取り入れています。つまり、銭湯が街のコミュニケーションスポットとしての機能ももつようになっているわけです。
・オクノテについて
オクノテとは地域住民の繋がり合うまちづくりを目指しているグループです。
これまでは駄菓子屋、マルシェ、ヲクノキオク、ハロウィンなどのイベントを実施したそうです。ただ、現在は活動は冬眠中ということではありますが、自分たちでのくらす街でやりたい事・実現したい事をお手伝いしたいという思いがあるそうです。
今後の予定としてはあらかわ遊園でハロウィンイベントをやりたいと思っているとのことでした。
・めぞん梅の湯
フリーワークスペースと住居を融合した風呂なしアパート「めぞん梅の湯」を作ろうとしています。
プロジェクトは始まったばかりではありますが、今後詰めていくそうです。
・感想
このように、梅の湯ではこれまでの銭湯のイメージから大きく進化した新たな銭湯像を構築してきているのだと感じました。
梅の湯
東京都荒川区西尾久4-13-2
03-3893-1695
15:00-翌1:00
定休日 月曜日
櫻井寛己さんによるショートスピーチ
櫻井さんはローソン田端新町2丁目店の店長と同時に、ウェブマガジンのTABATIMEの編集長でもあります。
→TABATIME/タバタイム | 田端による田端のためのwebマガジン。
櫻井さんは荒川区周辺地域ということで田端について熱い思いを語ってくれました。
で、山手線で無名な駅ってどこなんだろうと考えると、その答えは人それぞれになります。そこで自分で田端が一番無名であると名乗っちゃおうということで、ラインスタンプをつくってしまいました。
そこから無名なはずの田端が各種メディアなどで取り上げられたのだそうです。そこから田端で何かができたら面白いかもと考えて、田端と向き合うきっかけになりました。
・TABATIME
田端に関わる人が役立つ情報を発信するウェブマガジンです。2017年1月にリリースされて、最高月間PVは約35000。
TABATIMEが始まったきっかけはブログとラインスタンプの融合体のようなものです。
田端の地域活性化を目的として、田端のいいところを発信したり、取材を通じて横の繋がりを作ることになりました。
・今後について
タバタバーを始めます。6畳程の立呑屋です。自らカウンターに立って接客をするそうです。10月を目処にオープン予定です。
また、オクタバターフェストの開催を目指しています。
尾久と田端でのビールの祭典です。2018年開催は難しいかもということで、長い目で見ての企画です。ただ、小規模開催での実施を目指しています。
・感想
櫻井さんのお話を伺うと、ウェブだけで完結するのではなく、リアルな人と人との繋がりを蜜にしようという意志を感じました。ブログから現実世界での関係性の構築が進むことで、より地域の活性化が進んでいくのだと思います。
浅見和宏さんによるショートスピーチ
浅見さんは株式会社le style h(ル・スティル・アッシュ)代表取締役、Atelier Asami Kazuhiro 一級建築士事務所主宰、+h cafe(アッシュカフェ)オーナーという顔をもちます。
→+h cafe / アッシュカフェ
アッシュカフェには僕も訪れたことがあります。
→ここはフランス!?東京都荒川区西尾久にフランス仕込みのパティシエによるケーキが食べられる+h cafe アッシュカフェがオープン!タルト・タタンがお勧めですよ | 荒川区のはなし
・パリへの移住から日本でのモバイルカフェのスタート
浅見さんは家族4人でパリに移住し、建築家として活動しました。奥さんはパリでは製菓学校に通い、パティシエとしての勉強をしたそうです。その後日本に帰国して、モバイルカフェ「キッチンカー」を始めました。
吉祥寺のパルコ前でデビューしました。そう言われると、ここでこの車を見たことがあるようなないような。これまではひばりヶ丘のパルコ、代官山の蚤の市などで出店したそうです。
・アッシュカフェのスタート
ただ、モバイルカフェの活動は面白いのですがデメリットもありました。固定店舗にもデメリットがあるので、その両者を融合した店舗を作ろうということになりました。それがアッシュカフェです。
この中に全てのものを凝縮しようということで、カフェ、ギャラリー、アトリエ、住居、駐車場の5つのコンセプトを詰め込みました。カフェはパリがテーマとなり、かつてのステンレスの工場跡にパリの街を再現しました。まるで日本でないような非日常的な空間に仕上げています。
・建物の3階はアトリエ
3階はアトリエです。
建築家としては長野県の住宅などの設計をしています。
・カフェ内でのイベント
これまでアッシュカフェでは街の人達の交流のきっかけとなるようなイベントも開催しています。アーティストの個展、ライブ、一日グリーンショップ、ワークショップなどなど実施されています。
・現在も続くモバイルカフェ
モバイルカフェとしては荒川区内のイベントにも参加しています。熊野前のヨガフェス、あらかわ遊園でのマルシェなどです。
・今後の活動
今後の予定としては、カフェだけでなく、荒川のポテンシャルを活かしたコミュニケーション拠点の創出を目指しています。劇場、カフェ、ショップ、アーティストレジデンスなどの構想があります。
アッシュカフェとしてはアートの個展の定期開催、アッシュカフェ劇場などを目指しています。
・感想
浅見さんのパリ時代から現在のアッシュカフェのオープンまでの歴史を詳しくお話ししていただきました。個人的にアッシュカフェは訪れたこともあり、大好きになったカフェです。その空間のコンセプトを理解することでさらにカフェを楽しめるようになると思います。ぜひ皆さんもアッシュカフェを訪れてくださいね。
+h cafe(アッシュカフェ)
東京都荒川区西尾久8-45-11
03-4283-3780
11:30-17:00
定休日 月曜日、木曜日
交流会
交流会ではカド珈琲の軽食とBlackhole Coffee Roasterの珈琲が出されました。
この2店は荒川区のはなしの管理人も利用しています。
ここでは登壇者や参加者の皆さんとお話させていただきました。皆さん、荒川区が本当に好きなんだなということを実感させられました。この荒川区のはなしでは荒川区の情報を発信しているわけですが、さらに濃密なアプローチをしたいと思いました。
まとめ
今回荒川区(及びその周辺地域)について皆さんの熱い想いを受け取りました。荒川区のはなしもtalk Arakawaと何かしらの関わりをもちたいと思いました。例えば「みんなで荒川区についての情報を発信しようぜ!」なんてテーマとか(笑)荒川区の地域情報を発信するブログがどんどん増えたらきっと楽しいと思うのですよね。よりたくさんの人の視点がストックされることで、より荒川区についての知ることができるのではないでしょうか。これはひとつの案ではありますが、第3回があったとしたら純粋な参加者としてでも参加したいと思っています。
最後に、このイベントを企画されました関係者の皆様、とても素敵な会でたっぷりと楽しむことができました。ありがとうございます。また次回のイベントを楽しみにしています。
皆様にお願いがあります。もし余裕があるならば、荒川区のはなしの活動資金にご協力していただければと思います。
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