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荒川区の保健所が主催する7から9ヶ月の赤ちゃん向けの「子育てハッピー講座~もぐもぐ期~」に参加しましたので、簡単にその内容をまとめてみます。
育児の話(事故予防)
保健師さんからお話を伺いました。。
・生活リズムについて
6ヶ月、7ヶ月になって生活リズムを整えることが大切な点です。昼夜のリズムを作るには夜早く眠らせるというよりも、朝早く起きるようにすれば、自然と夜も早く眠れるようになります。朝カーテンを開けて光を見せるのが大事。雨が降っていて外に出られなくても、顔を洗う、顔を拭く、着替えるなどのルーティンを決めて実行すること。日中は外に出て疲れてもらう。これで夜もぐっすり眠れるそうです。遅くとも21:00には寝て、遅くとも7:30に起きることを心がけてください。1歳を目安に整ってくるとよいとのことです。
・事故予防について
0歳は不慮の窒息による死亡事故が多い時期です。チャイルドマウスという子供の口に入るサイズを測定することができるものがあります。大きさの目安は直径32mmです。また、誤飲チェッカーという商品もあります。タバコ、シャンプー、ワックスなどに要注意。成分によっては中毒症状を引き起こすこともあります。製品裏面の成分表をよく見ておくこと。針、ピン、薬はチャイルドマウスに通ってしまいます。ボタン電池などを飲み込んだらこちらに連絡すること。
→中毒110番
何をどれくらい飲んだのか確認。強い酸や灯油を吐かせると肺炎になる危険性もあります。まずは中毒110番に連絡すること。
転倒・転落に注意。赤ちゃんは視野が狭くバランスが悪い。チャイルドビジョンをつけてみたら、赤ちゃんの視野を実際に体験できます。大人の視野とは全然違いますね。
チャイルドマウスとチャイルドビジョンはこちらから作成が可能です。
→作ってみよう! – 事故防止に役立つ体験・教材・資料
家具は窓からできるだけ離す。難しいならば窓の鍵をしっかりかける。
やけどに注意。炊飯器でもやけどをします。蒸気につい手をのばすことがある。赤ちゃんは皮膚が薄いのでそれだけでやけどをします。最近は少なくなってきたけど、ケトルの転倒でお湯がこぼれることも。テーブルクロスを敷いていると、クロスを引っ張ってテーブルの上のお湯などがこぼれることもあります。熱い飲み物は手の届く可能性があるところには置かないことが重要なポイントです。。暖房器具の周りには柵をする。基本的には熱いもの、危ないものには近づけないことです。
おぼれについて。10cmの水でもおぼれます。鼻と口が塞がれると赤ちゃんは体勢を変えることができません。水を貯めておかないことが大事。浴室やトイレには鍵をかけ、お風呂に近づけない対策をしましょう。スイマーバをつける際は絶対に目を離さないこと。規定の体重以上になったら使ってはいけません。
交通事故・外出時の事故について。荒川区では自転車の事故が多いです。子供を自転車にのせたらその場を離れないこと。赤ちゃんは頭が重いのでバランスが取りにくいです。親がおりたら子供もおろす。ヘルメットとチャイルドシートは必須です。歩けるようになって親と手を繋ぐのが嫌になることもあるので、必ず近くで一緒に歩きましょう。
歯の話&手入れの仕方
歯科衛生士の方のお話です。
子供が歯が生える目安は8ヶ月から。10ヶ月で4本。あくまで目安です。歯の生える時期は個人差があるので心配しないでください。体格で決まるのではありません。
本数、指しゃぶり、歯並び、歯ぎしり、かみ合わせについてはこれからどんどん成長するので、早くから心配する必要はありません。様子をみましょう。かみ合わせが決まる時期は全部生え揃ってからで、1歳6ヶ月くらい。前歯だけではかみ合わせは決まりません。赤ちゃんは口が一番敏感なので色々なものを口に入れます。なので、危険なものは手の届かないところへ。口に入れて安全なものは無理やり取り上げる必要はありません。歯ぎしりに関しては、音がするのが面白いのでしょう。
歯磨きはお母さん、お父さんが楽しくすると、子供も楽しんでやります。
1歳くらいになったらコップで飲む練習をしましょう。これが食べ物を噛むスタート地点になります。歯の使い方、口の使い方を学ぶので、コップを使うのは大事です。
子供の虫歯予防。
お手入れよりも大切なのは生活リズムを整えることです。歯にとっても大切。食べ物を摂取すると口の中は酸性になります。口の中が空っぽの時に唾液で中和します。生活リズムが整っておらず、だらだら何かを食べていると常に酸性になっています。これが歯にとってよくないことです。口の中が空っぽの時間を作るために生活リズムを整えましょう。
お手入れについて。毎日ケアしましょう。歯が生え揃うまでは一日に一回くらい拭いてあげます。昼間機嫌がいい時にほっぺたやくちびるを触った後、指で歯茎を触ってみる。必ず声掛けしながら、笑顔で。歯が生えてきたら拭く。高齢者用は使わずに、必ず赤ちゃん用で。ガーゼハンカチを口専用にしてもよいです。拭き方は決まっていません。
歯が8本以上になったら歯ブラシデビューです。仕上げ磨き用を選ぶこと。ナイロンの毛のものです。卒乳する前は昼間に1回、卒乳したら夜寝る前に磨きます。
歯磨き事故に注意。歯ブラシをする時は座った状態で。子供が持ちたがることがあったら、必ず見守ること。歯の定期検診にも行きましょう。虫歯の治療だけでなく、予防の役割があります。かかりつけの歯医者を見つけましょう。
荒川区には歯科相談室があります。3歳未満の子供は無料で検診しています。予約制です。
→歯科相談室【予約制】 荒川区公式ホームページ
離乳食の話&調理実演
栄養士の方のお話です。
7、8ヶ月になると1日2回食に。1回食から切り替えるポイントは、1ヶ月経っているか、月齢6ヶ月になっているか、ごっくんが上手にできているか。
色々なものが食べられるようになってくると、思うように食べてくれなかったり、逆に食べすぎているのではないかという心配が出てくる時期です。生活のリズムが整ってくると食のリズムも整ってきます。朝はしっかり起きて、1回目の食事を何時までに終えるというルールを作りましょう。朝はカーテンを開けて光を見せたり、窓を開けて風を入れて大人が起こしてあげてください。
2回食になっても、初めて上げる食材は小さじ一杯から。何かがあった時に何が原因か特定するためです。
最初は滑らかににすりつぶしていたけど、食品の固さは舌で潰せるくらい。絹ごし豆腐くらい。舌を上下に動かせるようになると、上顎と舌で潰せるようになります。
2回食になったらおかゆは5倍がゆくらいでもOK。だんだんご飯に近づけていきましょう。
目安は全粥(5倍がゆ)50-80、野菜20-30。お魚は白身のもの。タイ、たらなど。おかゆに混ぜたりとろみをつけたりするとよい。お肉は鳥のささ身から。次は脂身が少ない鳥のひき肉、次に豚。
お豆腐はお味噌汁を作る時に味噌を入れる前に取り出すというとりわけメニューが楽です。
海苔やわかめはできるだけ細かくします。
卵は7ヶ月過ぎたらスタートしてもよい。あげるときは黄身かで、固茹で卵を作って、黄身と白身を分離し、黄身からという手順です。耳かき1杯からあげて、体に変化がないかよくチェックしましょう。その後2杯、3杯と少しずつ増やしていきます。黄身がOKだったら白身に進みましょう。
乳製品、50-70。プレーンヨーグルトから。甘みがないもの。酸っぱい顔をする子供もいるので、ちょっと砂糖をいれてもよい。
牛乳を調味料としてちょっと使ってもよいが、飲み物としては1歳を過ぎてからです。
栄養の半分は母乳やミルクからとっているので、体重が増えていれば離乳食を食べているのかどうか心配しなくてもよい。
醤油、砂糖、塩が少量使えるようになります。アルコールが入っているものはダメ。マンネリ化して食べなくなることもあり、そんな時は味付けをしてみましょう。
油も使えます。白身魚のバター焼き等。油を使うと便秘気味の子の便通がよくなることもあります。
3回食。目安は9ヶ月。手づかみ食べをしたくなる時期。手と目と口の協調連動なので、暖かく見守ってください。
食べ物の固さは柔らかめのバナナがくらい。少し弾力のあるもの。この時期に食事と母乳・ミルクのバランスが逆転します。ここから栄養価を考えながら食事を出してください。
フォローアップミルクについて。これは使える時期が決まっている。9ヶ月くらいから。鉄分が豊富なミルク。赤ちゃんはお腹の中で鉄分を摂取しているが、その貯金がなくなるのが9ヶ月くらい。食事をしかっり食べていないなという時にフォローアップミルクを使ってみるのもよい。
最後に調理した離乳食を試食させていただきました。
子供ではなく大人が食べる用です。意外と言っては何ですが、結構美味しかったですよ。
まとめ
荒川区の子育てハッピー講座~もぐもぐ期~に参加して勉強した内容をまとめてみました。細かい注意点はありますが、赤ちゃんの生活で大事なのはリズムを定着させることですね。朝ちゃんと起きて、離乳食をあげる時間帯も決まっていて、たっぷり体を動かして遊んで、夜はしっかり寝る。歯磨きや離乳食のメニューは知識が必要となるので、そちらもちゃんと勉強しなければいけませんね。育児についてって、本を読んだりインターネットで調べてみたりといった機会はあるけど、このような場で教えていただけるのは大変ありがたいです。荒川区在住の子育て中のお母さん、お父さんはぜひ参加した方がいいですよ。ごっくん期、かみかみ期、もぐもぐ期、イヤイヤ期と月齢、年齢によって講座内容が異なります。子供にあった講座を選んで予約をして参加してみてください。
→学級・講座 荒川区公式ホームページ
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