JR日暮里駅構内に荒川区の町工場の技術を駆使した「おちこちべんち」が設置

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JR日暮里駅構内に「おちこちべんち」が設置されました。

荒川区は様々な技術がある町工場がたくさんあります。このおちこちべんちはベースの木工を含めて全て荒川区の産業で作られたものなのですよ。5つのベンチがありますので、ひとつひとつ見ていきましょう。

まずは右側の2つです。

どうしても右側のカラフルな座面に目が行きますよね。近づいてよく見てみましょう。

鉛筆！しかもびっしり！何だか懐かしいデザインのものもありますよ。小学生の頃にきっと使っていたんだろうなあ。荒川区内には鉛筆工場がありますよね。小さい頃はよく見学に行って、お土産に鉛筆をもらっていました。眺めているだけで楽しくなりますね。このベンチには途中工程の鉛筆と募集したちびたえんぴつが使用されているそうですよ。

左側のベンチはこちらです。

座面はくり棒です。区内には木の加工を行っている工場もあります。斜めの部分はエボナイトです。楽器、音響製品、万年筆の軸などに使われており、荒川区内に国内唯一の工場があるそうです。

5つ並んだ真ん中のベンチがこちら。

これまた懐かしい飛び箱です。荒川区内でも作られていますよ。

左側の2つがこちら。

その右側の座面は樹脂ブロックです。

色や厚みが異なるものが集められていますね。よく見てみると化学式があるのもおしゃれです。

この化学式の印刷は荒川区の特殊印刷の技術です。

一番左は布の花です。

日暮里駅はにっぽり繊維街の最寄り駅です。布と言えば日暮里をイメージする方が多いことでしょう。都電沿線のバラをイメージしていますよ。

以上のようなおちこちべんちがある場所を説明します。まずはJRと日暮里駅の北改札を入ってください。正面にエキュート日暮里があります。

ここを左手に進んだ突き当りにおちこちべんちがあります。

パン屋のルビアンの改札内入り口の目の前です。隅っこの目立たない位置ですね。背後には京成線のエスカレーターがあります。あまり人が通らない場所ですので、座るための競争率は低いのではないかと思います。皆さんならどのベンチに座りますか？

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