2019年7月24日(水)に開催された東京都下水道局 町屋ポンプ所の施設見学会レポート #地域ブログ #荒川区のはなし #荒川区

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2019年7月24日(水)に東京都下水道局 町屋ポンプ所の施設見学会が開催されました。ポンプ所って一体何をするところなの?という興味がありましたので、見学させていただきました。

2019年7月24日(水)に開催された東京都下水道局 町屋ポンプ所の施設見学会レポート #地域ブログ #荒川区のはなし #荒川区

町屋ポンプ所の場所

まずは町屋ポンプ所の場所から確認してみましょう。京成の線路から隅田川沿いを北へちょっと進んだところにあります。入り口自体は小ぢんまりしているので意外に気が付きにくいかもしれません。

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地図でも見てみましょう。

この近所に住んでいる、もしくは勤めている人以外はあまり通らない道かもしれません。ここにポンプ所があるということも知られていないかも。

町屋ポンプ所の役割

まずは町屋ポンプ所はいったい何をしている場所なのかを見ていきましょう。

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大きく分けて役割は2つあります。まずひとつ目は雨水沈砂池に貯めた雨水を隅田川に放流することです。この雨水は町屋地区と東尾久地区の一部の雨水を集めているのだそうです。写真の上側の流れですね。二つ目は汚水沈砂池の汚水を三河島水再生センターに送水することです。町屋地区、西尾久・東尾久の大部分、北区の一部の家庭や工場の汚水です。町屋ポンプ所自体に浄水設備はありません。三河島水再生センターで汚水をきれいにして隅田川に流します。これについてはまた後ほどお話します。

建物内にはでっかいポンプがドーン!

では町屋ポンプ所の見学に入りましょう。この建物が見学コースとなっていました。

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この建物の内部にポンプがあります。ちなみに、建物の手前部分に雨水沈砂池と汚水沈砂池がありますが、そこは通路からほんのちょっと見ることができる程度でした。

では建物内に入ってみましょう。そこにはこんなにでっかいポンプがありました。

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どの程度の性能なのかと言いますと、小学校にある普通サイズのプールであれば1分半から2分くらいで全ての水を汲み上げることができちゃうそうです。あれだけの水を貯めるのも大変だけど、抜くのも時間がかかるものですよね。それを短くて90秒ですよ。ものすごいパワーがあることに驚かされます。ポンプの内部イメージは模型で見させてもらいました。

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内部にあるスクリューのような部分が回転して水を汲み上げます。実物は相当な大きさなので、先程お話したようなパワーがあるのは納得です。

三河島水再生センターの役割

雨水はそのまま町屋ポンプ所を経由して隅田川に放流されますが、汚水は三河島水再生センターに送られます。こちらの3つのサンプルを御覧ください。

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一番右が未処理の汚水です(実際には大きなゴミは取り除かれています)。これを真ん中の活性汚泥、そして左側の処理水という手順で処理をして、隅田川に放流します。水をきれいにするのはなんと微生物を利用するそうです。例えばこのようなものです。

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どれもこれも聞いたことがないものです。顕微鏡でどんなものなのか実際に見せてもらいました。

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これ、うにょうにょ動いてます。生きています。この微生物が汚れを食べて水をきれいにしていくのだそうです。どれくらいきれいになるのかと言いますと、サンゴが生息可能なレベルまでできちゃうそうですよ。

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この水は東尾久浄化センターの高度処理水を利用した人工海水です。汚れた水もここまできれいにすることができるだなんて思ってもいませんでした。

雨水についても直感的な学習が可能

これからゲリラ豪雨などの短時間に多量の雨が降ることがあります。道路には排水口があるわけですが、そこにゴミが溜まっていたり、ものが置かれていたりすると、排水が追いつかずに雨水があふれてしまうことがあります。それを模型でもって直感的に見ることができました。

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自宅の前にある排水口はぜひチェックしてください。もしゴミが挟まっていたらぜひ掃除をしてくださいとのことでした。

もし雨水が溢れてしまったら、その水圧がどの程度なのかをこちらの装置で体感することもできました。

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手前が建物内で、外に水が溜まっているという状況です。

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この状態でドアを片手で押してもほぼ動かないのですよ。両手で相当力を入れないと開けることができませんでした。水深が深くなるにつれて扉にかかる圧力も上がっていきます。具体的な数値がこちら。

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浸水時にこのような状況になる地下室は危険であることを身をもって知ることができました。

最後に簡易水のうを頂いちゃいました。

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土のうは一般家庭に置いておくのは無理がありますよね。そこで利用可能なのが簡易水のうです。大きなゴミ袋の中に水を入れて、そrをダンボールの中に入れて浸水を防ぐという仕組みです。洪水などが予想される際はゴミ袋さえあれば応用できますので、ぜひ知っておいてほしいアイデアですね。

まとめ

町屋ポンプ所で開催された施設見学会は「へー」と声に出てしまうほど楽しいものでした。そもそもポンプ所がどのような場所なのか全く知らなかったので、新しい知識を山程仕入れることができました。この見学会は毎年開催されるわけではないけれども、次回開催の際はぜひ皆さんにもお出かけしてもらえればと思います。身近に僕たちの生活の安全を守ってくれている重要な施設があるのだということを知ることができますよ。

東京都下水道局 町屋ポンプ所
東京都荒川区町屋8-21-10

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。荒川区に生まれ育ちました。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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